どうもこんにちは、タカシェンカです。今回は個人的に感慨深い記事になります。遂に3ディアブロウィンドミル、3つのディアブロの基本パターンを習得することができたのです。実は2/14日に成功したのですが追記しすぎて5か月後に記事を公開することになりました。
この技は本当になぜかまったできない技だったのです。そもそも俺がジャグリングをはじめた1999年には存在しない技でした。正確にいうと存在はしていたのですが、回転の付いた状態のディアブロをあとから追加して回すというもので、派生する技などもありませんでした。2000年前半頃から徐々に練習方法が確立されてきて、台湾をはじめとする東南アジアのディアブログループたちの躍進により、多くのジャグラーができるようになった技でもあります。もはや向こうに行くと小学生が2重飛びやるノリでやってる技です。つまりめちゃめちゃ難しいかといえばそうでもないといえます。しかし人にはやはり得て不得手というのがあるのでしょう、大会やフェスで名だたる世界中の達人たちにアドバイスをもらってきましたがまったくもってできなかった。
そもそも練習をいつ開始したのかも覚えてないのですが残ってる動画の一番古いやつが2007年10/28日付なのでもうそこからスタートにしておこうと思います。34歳くらいの時にはじめたルービックキューブは10秒きるまで始めて10か月だったのになんでこれは15年もかかったのか・・・ちなみにプロパフォーマーでルービックキューブを使う方々の中で10秒切りしているのは日本でいまだに自分だけだと思います。
3ディアブロの練習をはじめた当時は2007年、私も24歳と肉体能力の絶頂にさしかかるくらいの年で7クラブや5クラブ5アップピルエットやめちゃ難しい技をやりまくっている年で、ある程度練習法が確立されていた事もあり、練習の合間に触ってれば1年くらいで覚えている予定でした。が何年経ってもまったくできない!
この技ができない間にジャグリングと関係ない倒立もめちゃめちゃ上達し、32歳の時に片手倒立も1分支持を達成、水平支持腕立て伏せも10回以上、34歳でルービックキューブは10秒切りなど年をとってもディアブロ以外のほかのジャンルは他を圧倒する成長の速さでした。
マルチスポーツ、ジャンルにおいて成長が早いというのは、「上達のメソッド」が心技体で分かっているということのはず。しかしなぜか3つのディアブロはできない。ちなみに2つは1999年くらいにもうできていました。なぜこんなにもできないのかがわからない、どこが分からないのかもわからないダメ学生みたいな心境、よし来世に持ち越そう、と本気で思っていました。
40歳も見えてきてそろそろ引き際を考えていたころにコロナが全世界に襲来。コロナは罹患した方はもとより、エンターティナーに激甚な被害与える効果がありました。
私も例にもれず無収入に。そして暇な時間は無限に。そして思い立ったのです、「よし、コロナが終わるまでに3ディアを回して見せよう。こんな引退はいやだ!!!」と。
すごく昔、ハリーポッターシリーズが完結させるまでに英語が実用レベルまでしゃべれるようになるんだ!という目標を立てたのを思い出しました。これは結局6巻くらいが出る時に達成していたような?
そして2022/2/14に遂に3ディアブロを回して、止めるという一連の流れを決めることができました。最後の一か月くらいは休みなく毎日ディアブロ専門の後輩ジャグラーKYOと数時間練習し、後半はもう昼も夜も、最後の方は朝昼晩全部やるみたいな大会にいく前くらいの練習を10年ぶりに行いました。
自分の3ディアブロの歴史を動画にまとめたので是非ご覧ください。
本当に久々に指から出血するくらい練習した。しかしまだまだやればできるということを実証できたことが本当にうれしい。あきらめずに教えてくれたKYOには本当に感謝しかない。
ちなみに3月のイベントでは止めるのは失敗したけど回すのは見事に成功させた。イベントはなかなかないけれど、次のステージで今度こそ止めるぞ!!!
この記事を公開にしたのは7月ですが、技もすこしづつできるようになってきました。せっかく3ディアブロの世界に入門できたのでいろんな技を習得していければなと思います。3ディアブロを本番で行っている私を見た場合は褒めてください笑
ちなみに使っているディアブロはRADFACTORのエボリューションディアボロG2プラスをハイブリッドアクセル\埋め込みワッシャーで使っています。軽いので長時間の練習でも疲れにくいし、かなり操作しやすいのでお勧めです。
スティックはもう絶版品ですがフェイリンカーボンのカラーを使っています、いっぱいあるので笑
紐も重要で夏場の今はラッドファクター太さ1.2mmを使用しています。太い紐を使うと湿気を吸い込んだ時に俺の技術ではコントロールしにくすぎる為です。湿度が50パーをきるくらいですこし太めの紐を使用します。
冬場結構調子よかったのに夏場にできなったー-という場合は湿度の影響を考えてみるといいかもしれません。やってる本人にしかわかりませんが露骨に感覚が全然ちがって混乱します。できなくなったらなぜできなくなったのかを自分以外の理由で探してみるのも有効なスランプ脱出策だと思います。
ちなみにお世話になっていたイベント会社さんたちが廃業しまくってしまい、せっかくの新技を披露できる機会が激減してしまい困っています。イベントや会を開催予定の方はぜひ下記のリンクからお問い合わせください!
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