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連続コラム 技術を習得するということ その2

シェンシェン
シェンシェン
うーん・・・練習すればどんな技もできるのかなぁ・・・

答えは勿論NOです。

カモンヌ
カモンヌ
現実はキビシーんだヌ・・・

 

なんてこった・・・

それが俗にいうといわれるものです、人の素質と努力を振るいにかけるのが。ですが壁を壊すには手順を踏むしかありません、しかもその壁はいつ壊れるのかまったくもって予測がたちません。だからそこで挫折してやめてくれる人がでてくるのです。頑張りどころです、まさにふるいにかけられます、競争相手が減ってくるのです。

しかし壁の向こうには壁を越えた人たちしかいません、そこでまた競争です。でまた壁です、技術の高みを目指すというのはこの無間地獄ループに参加するということです。

人類はあらゆるジャンルでそうやって技術を進歩させてきたのだと思います。

いろんなジャンルの技術に言えることですが難しい技術になればなるほど基本的に急がば回れだということを忘れないでください。基本に戻るのです。3歩進んで2歩下がる日々です、進んだつもりが後退している日々も続くことがあるでしょう。そういう時に支えてくれるのはやはり経験豊富は先生たちということになります。同じ経験をしてきた優秀な先生だからこそ、適格な助言をしてくれモチベーションの低下を防いでくれることは間違いありません。

カモンヌ
カモンヌ
先生との絆ってやつだヌ

そしてライバルたちも非常に大事です。今まさに同じ境遇にいるのがライバルたち、ライバルなくしては技術の発展はありえません、いけすかない相手でも競い合う仲間を大切に思いましょう。たまに超天才がでてきて他の全員を恐怖のどん底におとしいれますが・・・。

シェンシェン
シェンシェン
僕も何回も恐怖のどん底を経験したよー

ここで競技者として現役だった時にどういう練習をしていたか紹介したいと思います。

体育館ついてる家に住みたい!って思うよね

日本に帰ってきてから一人で練習する時の普段と大会前で紹介したいと思います。ちなみにクラブとトライアングルの練習しかしていませんでした。道具二種という風にとらえてください。ちなみにこの後に家で倒立練習をやっていました。大体5時間ジャグリング、2時間ほど休憩して2時間倒立練習の計7時間です。週1で休みを真ん中で挟んでいました、基本的に休みの時は一切運動しません。

普段のパターンその1(約5時間)

  1. いきなり5クラブをやる(アップなしでもできるかの確認をする
  2. 1本のクラブで高くなげて回転を確認する(1-5回転、この時足が動かないことが重要、ボディスローもやる)
  3. 3クラブを60分-90分やる
  4. 4クラブを30分やる
  5. 5クラブを90-120分やる
  6. 6-7クラブを30-60分やる
  7. 1-5個のトライアングルを残りの時間でやる、トライアングルは存在する技数が少ないので時間があまりかからない。

これは単純に負荷の少ない順から練習していくというやり方、休憩をはさんでもいいし、ノンストップの時もありました。

普段のパターンその2(約5時間)

  1. 3-5クラブを30分やる
  2. 6-7クラブを120分やる
  3. 3-5クラブを60分やる
  4. 残りの時間でトライアグルをやる。

これは負荷の高い練習を重点的にやるというものです、7クラブの練習はそれだけで相当体力や握力を消耗するので体力があるうちにキツイ練習を先にやるというものです。そのあとは消耗のすくない技を3-5クラブで練習します。

カモンヌ
カモンヌ
若いときはバシバシがんばるヌー!

大会用練習メニュー(2か月前まで)

演技するルーティンが固まったら基本的に演技にない技は練習しません。ひたすら技をつなぐ練習をします。世界大会は8分の時間で演技をします。

  1. 体育館についたらアップなしでいきなり1回通してミスをカウント(音楽あり
    (十分なアップをして演技に臨めると思わないことです)
  2. 0-30秒をノーミスでつなぐ練習をする(音楽なし
  3. 30-60秒までを繋ぐ練習をする、以下最後まで同様(音楽なし
  4. 0-60秒までを繋ぐ練習をする、以下最後まで同様(音楽なし
  5. 0-120秒までを繋ぐ練習をする、以下同様(音楽なし
  6. 演技の半分を通す練習をする、後半も同様。(音楽なし
  7. 全部通してみる(音楽あり

ミスが多い箇所を重点的に行い、成功率が伸びない場合は技を入れ替える。成功率がどうしても上がらない技を抜くことで精神的な余裕がかなりあがります。全体の成功率が伸びて来たらまた戻してもいいでしょう。

大会前2-1か月

演技の前半後半を分けて通す、音楽をかけて全体を通す、技以外の部分の動きを重点的にチェックする。

1か月-2日前

  1. 演技の前半後半を分けて通す、音楽をかけて全体を通す、技以外の部分の動きを重点的にチェックする。
  2. 自分の心を落ち着かせる楽しいことする
  3. 人や道具に当たらない
  4. 2日前-当日
  5. 軽く通してリラックスして過ごす、前日はほぼ何もしなくていいでしょう。

当日

終わった後の楽しいことや休暇を考えて無理に集中しようとしない。

カモンヌ
カモンヌ
書いてて若い頃をおも出したヌー
シェンシェン
シェンシェン
ライバルと競えるのは若い時だけ、悔いのない様に練習しよう!

大体こんな感じで練習をして、大会があるときはそれ用の練習をしてすごしていました、大会直前の過ごし方はかなり個人差があるのでいろんな人の話を聞くといいでしょう。

世界大会や海外のフェスにいくとyoutubeやFB動画で見てた有名人の練習も生でみれるし、一緒にイベントやゲームで競うこともできます、コンバットの海外勢の強さは異常でしたね笑 またそのうち気が向いたら日本のジャグリングイベントや海外のフェスにも遊びに行ってみよっかな!

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました!

カモンヌ
カモンヌ
次は月曜日の22時ごろ更新予定だヌー

 

 

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